2017/04/30

『データサイエンティストの秘密ノート 35の失敗事例と克服法』/高橋威知郎 白石卓也 清水景絵

4797389621 データサイエンティストの秘密ノート 35の失敗事例と克服法
高橋 威知郎 白石 卓也 清水 景絵
SBクリエイティブ  2016-11-12

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「データサイエンティスト」という職種に向けて書かれているけれど、これはほとんど「プリセールス」フェーズにそのまま適用可能、というかプリセールスそのもので、更に言うと「提案」活動全般にそのまま応用できる、非常に有用な本でした。わかっている(つもりの)ことも、クリアに文字化されて、より理解が深まります。もちろん、タイトル通りの「データサイエンティストにとってのアンチパターン本」として非常に読み応えがあります。これだけの失敗事例を取りまとめ、かつ、対策を明示しきった本は、データサイエンティスト向けにかぎらずなかなかないと思います。

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2017/02/12

『政治が危ない』/御厨貴 芹川洋一

政治が危ない
政治が危ない 御厨 貴 芹川 洋一

日本経済新聞出版社  2016-11-25
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  • 自民党の憲法改正第二次草案の第24条の話。家族条項は、社会統制・思想統制的な怖さとは別に、社会保障を国民側に押し付けて、社会保障の崩壊の責任から免れようとする勢力が加担していることを忘れてはならない。なまじ「綺麗事」なので表層だけで受け入れる層が満遍なく現れてしまう。
  • 日本は明治維新からテロ続発の国だった。
  • 政党は特定の集団の利益代表なので、国という視点を持ち出されると倒されやすいというのは目から鱗だった。
  • 安倍が後継者を考えていない、「やってる感」でしかない、2020年以降はどうでもいい、というのも目から鱗。
  • 格差の問題。

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2017/02/05

『ホワット・ア・うーまんめいど ある映像作家の自伝』/出光真子

4000021087 ホワット・ア・うーまんめいど ある映像作家の自伝
出光 真子
岩波書店  2003-06-28


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  • 『海賊と呼ばれた男』が例によってもてはやされそうなので、そんな人物ではないというのを見聞したことがあって、その参考書籍で挙げられていた実子の著書をちゃんと読んでみようと手に取った。「そんな人物ではない」の実例としては、「社会党委員長の浅沼稲次郎が、演壇で右翼の一少年山口二矢に刺殺された事件について、父は犯人の山口二矢をほめたたえた」と「父の口癖、「女、子どもには分からない」」の二箇所を挙げれば十分だと思う。
  • かつてのアメリカが、かつての日本なみに妻が夫のホスト役だったこと。毎度毎度だが、「アメリカ的な」「日本的な」の無意味さを思う。
  • そして、著者が女性の権利に執着しているように見えるのも、実は女性に特有のことでもないし、日本に特有のことでもないよ、と逆説的に思えてくる。
  • ただ、最終章のストーカーまがいの輩に対する徹底抗戦の姿勢は絶対的に肯定されるべきものと思う。
  • それにしても、一定以上の社会的地位と言うか経済環境と言うか、そういう層に暮らす人達の家庭感というか性観念というかはなんでこんなに常軌を逸してるんだろう。

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2017/02/04

『<インターネット>の次に来るものー未来を決める12の法則』/ケヴィン・ケリー

4140817046 〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則
ケヴィン・ケリー 服部 桂
NHK出版  2016-07-23


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  • 一番印象に残ったのは"FILTERING"。少し他の章と混同しているかもしれないけれど、情報は複製容易ということもあり今以上にどんどん流れるようになり、もはやストック仕切れないものとなり、今眼前に現れた情報だけが知覚の対象となるようになる。そうなると、何を選ぶかというより何を選ばないか(FILTER)が重要となり、そのフィルタが個人の個性そのものとして認識されるようになるだろう、という説。
  • ACCESSINGは、デジタル・トランスフォーメーションと業界で言われていることの具体的な理解ができるようになったと思う。
  • 情報が圧倒的な量になりその希少性がなくなったとき、価値があがるのが人間が注意を払っているという情報。
  • 答えの質量ともに飽和した世界では、質問の仕方ーQuestioningが最大のちからを持つ。

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2017/01/09

『YKK秘録』/山崎拓

4062202123 YKK秘録
山崎 拓
講談社  2016-07-20


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  • 1991年の政治改革関連法案、永田町を少しでもクリアにしようと政治家自らが議論している、とまでは思っていなかったが嫌々ながらも何か行動はするものなのだと理解していたが、「政治改革」という題目ですら国民のほうは全く見ていなかったんだなあと慨嘆する。
  • 何かあればしょっちゅう氏家齊一郎と渡辺恒雄と会っていて、政治家ってそんなもんなんだと薄々そう思ってはいることだけどこうもおおっぴらに書かれるとなんというか呆れることもできない。安倍政権が会食で云々と言われているが、その是非と程度がこれまでと比べてどうなのかわからないけれど、あそこまで表沙汰にされる分今までよりましなんじゃないかと思ってしまうくらい。
  • とにかくこれだけ会食してればそりゃカネもかかるだろう。これくらいのカネは当然と思っているところがやっぱり麻痺している。とにかく日本は内緒話をしないと進まないプロセスが多過ぎるのだと思う。山崎拓も結局はボンボンなのだ。
  • 『日本会議の研究』を読んでなければ、村上正邦って誰だろう?と思っていた。
  • 中曽根の「われわれの世代は戦争経験を持っている。国家が体中に入っている。だから責任感がある」という言葉に打ち勝てなければならない。
  • 1997年から、米国は日本の集団的自衛権行使実現に向けて行動していたということ。
  • ベーカー国務大使が山崎拓の選挙敗北を予想できた理由と予想しなければいけなかった理由。

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