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2007/06/03

『ランチタイム・ブルー』/永井するみ

4087477886 ランチタイム・ブルー
永井 するみ
集英社  2005-02

by G-Tools

 柴崎友香が好きな人ならきっと面白いと思う。柴崎友香の、独特の日常感覚が仕事上に置き換わって描かれていると言っていいのかな?仕事上で起きる出来事がメインで、一話一話軽いナゾがあるので読み進めやすいです。

 最後の章で、奥さんが進めるリフォームに反対の老主人が、「私はね、今のあの家がいいんだ。長年住み慣れて、どこに段差があるのか、どこの壁紙が剥がれてるか、どこの立て付けが悪いか、全部、私の体が覚えている。暗闇の中でも平気で歩けるよ。家っていうのはそういうもんじゃないかね。」 というくだりがある。確かに主人公も言う通り、・・・

こういうのはノスタルジーに過ぎないし、一度便利になれば元には戻れないものだけれど、慣れたり我慢したりすることって、ノスタルジーで片付けれてしまうことなら、それはそれでいいことだし引っ切り無しにエコが叫ばれる昨今意外と有効なことなんじゃないか?と考え込んだ。

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