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2007/07/23

『SEのためのシステムコンサルティング入門』/黒岩暎一

4822215725 SEのためのシステムコンサルティング入門―システムコンサルタントになるための実践ガイド
黒岩 暎一
日経BP社  2006-10

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  • これは「大企業向けのコンサルティングビジネス」の指南書であることを踏まえて理解する。
  • 「礼状を書く」というビジネスマナーを再認識。
  • こういう仕事をしたい、という気持ちがあるが、現実の自分のロールと照らし合わせ、求められる結果との折り合いを考える必要がある。
  • ヒアリングと即答性によるビジネスの創出は、現実のロールでも有用。

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2007/07/22

『「コンサルティング・ファーム」の仕事』

4478311579 「コンサルティング・ファーム」の仕事
週刊ダイヤモンド編集部 ダイヤモンドハーバードビジネス編集部
ダイヤモンド社  1998-02

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 1998年の出版だが、現在のコンサルティングビジネスを理解する上でも歴史を知る上でも非常に有益だった。

p26「日本人はまず失敗を考える傾向を持つ」
p123「いまだに社内をインタビューして回って、それをまとめてトップにプレゼンするなんてことが起こる。そうするとどうなるか。トップに「なんだこれは。こんなことならわかっているよ」って言われてしまう。」
p126「最初からコンサルタントに憧れるということは、何か泥臭いことをやりたくないといった感情的な背景があるんじゃないですかね。」
p134「もちろん売り文句は「完全テーラーメイド」でした。」

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『好き、だからこそ』/小手鞠るい

4104371033 好き、だからこそ
小手鞠 るい
新潮社  2007-06

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 画廊の受付で働いていた19歳の風子が、高校から退学処分になった後独学で猛勉強しコックになった大岸豪介-ゴンちゃん-と出会う。『その時、心の中に浮かんだのは、そんな言葉だった。「まぶし過ぎて、痛い」』。

 小手鞠るいの小説は、時間軸の長いものが多いです。まず若い頃の危なっかしい恋愛があり、その主人公が年を取り分別を弁えて、そういった突っ走る感情をコントロールできるようになった頃にもう一度若かった頃の恋愛をなぞるような事件が起こる。そこで、長い時間をかけてこそ理解できる、人の心の優しさといったものに触れることになる。と、纏めたくなるくらい、この『好き、だからこそ』はそのパターンに嵌ってますが、今までと違うのは、時間軸を流れるのが2つではないこと。これまでは、主人公の若い頃と年を取った頃、とか、女性主人公と男性主人公、とか、軸が2つのことがほとんどだったと思うんですが、今回はかなり複数の軸が持ち込まれています。
 そのため、冷静に振り返ると、結構ご都合主義なストーリー展開にも思えるのですが、…

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2007/07/16

日経ビジネス 1390号 2007年05月07日号

買収無残
成功幻想が社員をつぶす

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日経ビジネス 1397号 2007年06月25日号

崖っぷち親子家計
ボーナス増でも喜べぬワケ

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2007/07/12

『日々是作文』/山本文緒

4167708035 日々是作文
山本 文緒
文藝春秋  2007-04

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 書いてあることの発想ひとつひとつもおもしろいんだけど、「よくもこんなに丁寧に頭の中に浮かんできたことを文字にできるなあ」というのが最大の感動。頭の中に浮かんできた思考って、書く前はよどみなく湧き上がってきてばっちりなのに、いざ書こうとしたら雲散霧消でどうしたらいいのか判らなくなることが多いし、書き出したら追いつかなくて最初だけ、みたいなことがしょっちゅうなのに、この本は読んでる限りそういう痕跡はない。そこがすごい。

 それから、この文章は、ものすごいバブルの匂いがする。強烈に消費を肯定しているところとか。そういうのって今時の人はどうなんだろう?と思うけど、この本が売れたということは、この「バブル時代のノリ」みたいなものが、案外今の若者たちにも受けるのかと思えて少し安心した。

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2007/07/07

『デイト』/南Q太

439638033X デイト
南 Q太
祥伝社  2006-01

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 文庫本とは知らなかったので、書店で見かけて即購入。13の短編集。

 『彼女の体温はいくつ?』のいとおと歩美がかなり好きなカンジで、歩美の世間とのバリアの張り方とその奥のところか、いとおの力の抜け方とストレートさ加減とか、ちょっと古臭いカンジだけど温かみがあって好き。しかもラストに歩美が「あんたみたいに優しくなりたい」というセリフが強烈。いとおを「優しい」と思う女の人はすごくタイプな気がする。そういう人とは親しくなれそうな気がする。いい人だ!と決め付けてしまう。
 逆に、Q太作品を読むと必ず相変わらず判るような判らないような、歯がゆい女心と言われるようなものとひとつふたつ直面することがあって、ひとつは『ちび』の「17になったのッ」と叫ぶ場面。もうひとつが、『サッちゃん』の「大丈夫、あたしが守ってあげるから」。うーん。

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2007/07/04

『外資系トップの仕事力』/ISSコンサルティング

4478733341 外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか
ISSコンサルティング
ダイヤモンド社  2006-09-08

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 やはり同業界の新宅正明・日本オラクル代表取締役社長と、元同業界(SAP)の藤井清孝・LVグループ代表取締役社長の章がとりわけ面白かった。IT業界の歴史の中で、同じような経験をしているし、立ち上がりの会社がその成長の過程過程でどういったことが起きるか、というのも経験があって読んでいて実感を伴った。
 ほとんどの人の言葉の中に、「仕事を選ぶな」というメッセージがあって興味深かったし、勇気付けられた。もちろん、自分の目標を持って仕事をするというベクトルは必要だろうけど、楽な道など何一つないというメッセージが心強い。最終的に何を成果として得るのか?
 それから、やはりスピード重視の世の中になっているということも改めて感じられた。熟考よりもまず実践。丁寧に確実に沢山の仕事をこなしていくことが自分の力になる。

p19”今も気をつけているのは、「これはこう決まっているから」という発想に陥らないこと。”
p40”手間隙のかかるものについては「ROIが低い仕事はやりたくない」なんて言葉がでてくる。”
p48”上場していると何がいいのかというと、透明なんです。日本の社会にどれだけ貢献しているかも透明です。たとえば、税金。”
p56”どの企業でもそうだと思うけど、人を評価するとき、数字だけではないんです。では、何で評価するのかといえば、人間としてのポテンシャル。”
p85”SPIを簡単に言えば、まずお客様となる先生方の正しいターゲッティングをすること。製品ごとに、ポテンシャルの高い先生に営業をフォーカスすることです。”
p103”マッキンゼーは本当にノンヒエラルキーを徹底しています。よく言われるのは、「課題の前にヒエラルキーなし」。”
p136”よく言う人は全部事実のコメントだった。自分がよく知らないことには、人は批判的になりやすい。”
p147”私が入るまでは、その裾野を考えずに、SAPだけが儲かる仕組みをつくろうとしていた。”
p197”彼は、周囲から見られる評価やプライドみたいなものに束縛されていないんです。”
p217”70点でいいんです。ある程度勝てると思ったら、結論を出して一歩踏み出す。”

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