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2007/07/04

『外資系トップの仕事力』/ISSコンサルティング

4478733341 外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか
ISSコンサルティング
ダイヤモンド社  2006-09-08

by G-Tools

 やはり同業界の新宅正明・日本オラクル代表取締役社長と、元同業界(SAP)の藤井清孝・LVグループ代表取締役社長の章がとりわけ面白かった。IT業界の歴史の中で、同じような経験をしているし、立ち上がりの会社がその成長の過程過程でどういったことが起きるか、というのも経験があって読んでいて実感を伴った。
 ほとんどの人の言葉の中に、「仕事を選ぶな」というメッセージがあって興味深かったし、勇気付けられた。もちろん、自分の目標を持って仕事をするというベクトルは必要だろうけど、楽な道など何一つないというメッセージが心強い。最終的に何を成果として得るのか?
 それから、やはりスピード重視の世の中になっているということも改めて感じられた。熟考よりもまず実践。丁寧に確実に沢山の仕事をこなしていくことが自分の力になる。

p19”今も気をつけているのは、「これはこう決まっているから」という発想に陥らないこと。”
p40”手間隙のかかるものについては「ROIが低い仕事はやりたくない」なんて言葉がでてくる。”
p48”上場していると何がいいのかというと、透明なんです。日本の社会にどれだけ貢献しているかも透明です。たとえば、税金。”
p56”どの企業でもそうだと思うけど、人を評価するとき、数字だけではないんです。では、何で評価するのかといえば、人間としてのポテンシャル。”
p85”SPIを簡単に言えば、まずお客様となる先生方の正しいターゲッティングをすること。製品ごとに、ポテンシャルの高い先生に営業をフォーカスすることです。”
p103”マッキンゼーは本当にノンヒエラルキーを徹底しています。よく言われるのは、「課題の前にヒエラルキーなし」。”
p136”よく言う人は全部事実のコメントだった。自分がよく知らないことには、人は批判的になりやすい。”
p147”私が入るまでは、その裾野を考えずに、SAPだけが儲かる仕組みをつくろうとしていた。”
p197”彼は、周囲から見られる評価やプライドみたいなものに束縛されていないんです。”
p217”70点でいいんです。ある程度勝てると思ったら、結論を出して一歩踏み出す。”

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