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2008/01/03

『佐藤可士和の超整理術』/佐藤可士和

4532165946 佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社  2007-09-15

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 アートディレクター・クリエイティブディレクターの佐藤可士和の「整理」に関するハウツー本。”整理”というと物理的な整理をまず思い浮かべるが、本著は仕事全般に通じる”整理”を説いている。具体的には空間の整理・情報の整理・思考の整理の3つの切り口から、整理の仕方を紹介している。細かい方法を書いている訳ではないが、「整理を徹底することが仕事の効率や生産性を上げる最善の方法」という意見をきちんと理解できるように書かれている。
 徹底して整理をすることは仕事の精度を上げることに繋がると考えていたので、その考えの裏づけや補強をする材料がたくさん手に入り有益だった。

  • 人間関係の整理が課題。
  • 周囲の人間が整理に無理解な場合に、整理のスタンスを推し進めるためにかなりのストレスがかかる。これも課題。
  • ルールは変えてしまうことができる。そのために視点を複数持つべき。
  • 「問診」の考え方は取り入れられる。
  • 知識量も大事。

p47
1.状況把握/対象(クライアント)を問診して、現状に関する情報を得る。
2.視点導入/情報に、ある視点を持ち込んで並べ替え、問題の本質を突き止める。
3.課題設定/問題解決のために、クリアすべき課題を設定する。

p55 「取り除くべきネガティブな点である場合/誇るべき点があるのに埋もれてしまっていた場合。」
p94 「いろいろなことがいっぺんにできると思っていても、結局一度にひとつのことしかできない」
p101 「”とりあえず”との闘い。放っておくと膨大な数になりますから、面倒でもその場で対処するしかない。」
p128 「まずは完全な第三者の立場になってみる」
p149 「わざわざ地方から観光で訪れた場合、帰ってから「こんなところだったよ」と皆に説明できるよう、明確なビジョンが打ち出されていると安心するはずです。」
p150 「すべては「多面的な視点で物事を見る」ということのバリエーションです」
p156 「いちばん大事なことは”言語化していくこと”」
p163 「デザインは装飾ではなく、機能を突き詰めたところに生まれる」
p170 「ブレア政権下のイギリス。1997年に、「クールブリタニカ」」
p172 「他人事を自分事にする」
p196 「コンテンツ作りよりもシステム開発のほうにウェイトを置くべきだと確信しました」
p210 「最大のポイントは、視点を見つけること」
・空間の整理…整理するには、プライオリティをつけることが大切
・情報の整理…プライオリティをつけるためには、視点の導入が不可欠
・思考の整理…視点を導入するためには、まず思考の情報化を

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