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2009/06/28

『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』/小宮一慶

4887596219 ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
小宮 一慶
ディスカヴァー・トゥエンティワン  2008-02-27

by G-Tools

 既に『サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル 』をやってるので、同じような内容かなーと思ったら、やっぱり同じような内容でした。フェルミ推定力養成ドリルで触れられていないこととしては、数字の定点観測。これは、『ザ・タートル 投資家たちの士官学校』のトレンドフォロワーの手法紹介で学んだことと同じ。数字力を鍛えるためには、基準を持つことが大切で、その基準に対して、時系列で数字がどう変化しているかを感じる鍛錬が大事。
 ひとつ、自分の数字力の弱さの原因ではないかと気にしているのは、何かと数字通りにいかないことの多い世界に身を置いているので、そもそも数字に対して懐疑的すぎるのではないか、ということ。もちろん、条件をきちんと整理してテストすれば、予想通りの数値が得られることは分かっているけれども、カタログスペックと実感の違いを説明する際、ファクターが多過ぎて、つい端折ってしまうクセがついている。これが、数字感を損ねている原因かもしれない。建前・理屈は建前・理屈として、きちんと理解・吸収する癖をつけないといけない。 

p10「仕事のできない経営幹部や管理職によく見られるのが、数字を示さないで、「売れています」とか「落ちていますね」とか「もうちょっと」とか「だいぶ」とか、漠然とした言い方をすること」
p34「自分の会社の売上げを知っていますか?」→約600億ドル
p40「付加価値=売上高マイナス仕入れ」
p43「月曜日の日経新聞の景気指標」
p60

  1. まず、関心
  2. 数字の定義を知っている
  3. 数字と数字の関連づけができる
  4. 基本的な個別の数字を把握している
  5. 以上のことから、未知の数字に対する推論ができる
  6. 数値の具体化により、目標達成のプロセスが見え、意欲が高まる

p64「5000万件というのは、この240億件の何%なのか?」
p70「よく、コピー用紙や光熱費の節約で、年間何万円節約したと自慢しつつ、肝心の大きな取引で何千万円も損するような契約を結んでしまう」
p72「109円10銭だったらドルを買います、20銭だったら売りますよ」「値幅」
p83「今は1万5000円ぐらいです」
p85「多くの数字は、他社や別の国のデータと比べることによって、より多くの意味を持ちます」
 →だからといって、他国の消費税率に合わせる必要はない。負担全体で比較しなければ意味がない。
p88

  1. 全体の数字をつかむ
  2. 大きな数字を間違わない
  3. ビッグフィギュアを見る
  4. 大切な小さな数字には拘る
  5. 定義を正確に知る
  6. 時系列で見る
  7. 他と比較する

p103「相関の高い項目を見つける」
p108「平均ではなく、個別の数字を見る」
p114「自分はバイアスをかけながら数字を見ていると思うこと」
p138「坪当たり売上」「週当たりの売上げ個数」
p152「1.主な数字を知り、2.定点観測をし、3.部分から全体を予測する」「数字を関連づけながら読む」
p189「藤本幸邦老師(曹洞宗最高顧問)「お金を追うな、仕事を追え」

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