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2009/10/04

『完全保存版京阪神アートブック』/京阪神エルマガジン社

4874352936 L magazine art-京阪神アートブック 完全保存版―関西の美術館・アートスペース最新完全ガイド (えるまがMOOK)
京阪神Lマガジン  2009-04

by G-Tools

p34「京都国立近代美術館 学芸課長 河本信治」
p36
「美術館独自の文脈を作って、それに則ってのロックコンサートであると。」
「なぜ美術館のコンテンツにファッションを取り上げるのか。ファッションを通じて何を読んで何を伝えようとするか。そのプロセスがとても大事だと思います。これをはずしちゃうと、単なる展示施設になってしまう」

ひさしぶりに「文脈の大切さ」に自信を持たせてくれる文章に出会った。コンテクストの大切さ。即席のコンテクストは簡単に見破られ、二度と信用されることはない。どんな些細な決め事でも、そこまでにたどり着くコンテクストを準備しようとしたかどうかは重要だし、その準備の姿勢も問われる。通り一遍の儀礼的な会議で出てきたコンテクストに同意する人間はほとんどいない。コンテクストをコンセプトに変えても同じ。要は、「なぜ私はそう考えるか」を語ることに同じだから。自分の職場では、これを徹底できない。時間をかけて考えるくらいなら付け焼刃で十分、みたいなところがある。

もうひとつ、この文章に惹かれたのは、「これをはずしちゃうと」の一文があるところ。自分の問題としても、「はずしちゃうと」どうなるのかまで答えられないといけない。  

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