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2010/06/27

『ビッグイシュー日本版145号』

「捕鯨は日本の伝統」というのは、1970年代に国際ピーアールという会社によって広められた俗説、という説を読めたことが最大の収穫。確かによくよく考えてみれば、日本全国くまなく鯨が食べられていたなんて考えにくく、この説は簡単に裏付けできそう。そうまでしてそんな俗説を広めた理由は、農水省が権益を作り温存するため。少なく見積もっても60億円近くの国費が「調査捕鯨」に注ぎ込まれ、関連する天下り用団体の維持を考えると更に多額の国費が使われている。恐らく、商業捕鯨から流通する鯨肉の売上が芳しくなければ、その赤字補填のために更なる国費が投入されるのだろう。

守るべきは、日本にあまねく広く鯨を流通させることではなくて、ほんとうに古来から受け継がれている「沿岸捕鯨」を復活させるという本記事の説はその通りだと思う。

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