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2010/11/14

『文藝春秋2010年12月号』

B0049B6FE6 文藝春秋 2010年 12月号 [雑誌]
文藝春秋  2010-11-10

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電車の吊り広告に「吉本隆明」の名前があったので、読んでみた。1960年安保の際、警察に逮捕された顛末が書かれてたんだけど、目を見開いたのはその説明の最後、「もうこれで書くところがなくなるだろうと思い、ものを書く場所を確保していた。それが『試行』」という下り。『試行』は読んだことはないけどもちろん知っていて、吉本隆明が仲間と、仲間だけですべての制作作業を行って刊行していたいわゆる「同人誌」と認識してたけど、単に自分達だけで独立して言論出来る場をつくったというだけでなく、「ものを言う場所がなくなるだろう」と予期して、「確保しておかなければ」とそれを準備したというところに、自分はなんて先のこと先のことを考えずにやってきたんだろうと情けなくなった。本気で先を先を見て考えないと。 

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