『絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク』/小田圭二
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絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク データベースはこう使っている (DB Magazine SELECTION) 小田 圭二 翔泳社 2008-04-22 by G-Tools |
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絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク データベースはこう使っている (DB Magazine SELECTION) 小田 圭二 翔泳社 2008-04-22 by G-Tools |
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サウスポイント (中公文庫) よしもと ばなな 中央公論新社 2011-04-23 by G-Tools |
過ぎたるはなお及ばざるが如し。なぜかわからないけど、そんなことを読後、思った。
あと、幸彦さんが実は珠彦だった、じゃなくて、幸彦のままでどんな展開になったか読みたかったなあ、というのはちょっと低俗な趣味かな。
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偶然とは何か―北欧神話で読む現代数学理論全6章 イーヴァル エクランド Ivar Ekeland 創元社 2006-02 by G-Tools |
「圧縮不可能でなければならない」と、原子力発電所の炉心融解のリスクと、ビッグ・データ。IT業界の今と密接に関連する事柄を知れる好著だった。もちろん、タイトル通り、「偶然とは何か」という問いを、数学的な切り口と、哲学的な切り口で迫ってくれるおもしろさにも満ちている。
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日本は悪くない―悪いのはアメリカだ (文春文庫) 下村 治 文藝春秋 2009-01-09 by G-Tools |
未だにレーガンを信奉する日本人がいるのにちょっと驚いて、どこかのサテンで手に取った新聞の経済記事に偶然下村治氏と本著が紹介されていたのがあって、丁寧に読んだ。本著は1987年の著作だが、未来予測が含まれる経済書は、後から振り返ってみるとなんともバカバカしい気分になることが多いが、本著はわずかに「1ドルが百円にでもなったときであろう」という部分が外しているくらいで、驚くほど現在でも通用する内容だった。
「借金帳消し」というやり方が出てきた「日本がアメリカに貸したカネは取り戻せない」という章が特に面白かった。ユーロ危機は負債の始末のつけ方だけど、日本人としての僕は、「ゼロ・サム理論」というか、「借りた金は返さなければ規律が保たれない」とか、そういう倫理的な価値観だけでこの問題を考えすぎているのではないかと思った。経済がなぜ行き詰るのか、その理由のひとつに、消費の膨張を止められないということがある。経済は常に成長を続けなければ必ず衰退してしまうものなのか、これがいちばん難しい命題なのだけど、行き詰った経済を立て直すのに、どういう方法があるのかという考え方の幅を広げてくれた。
石油ショック後の経済成長の記述は、言わずもがなだけどどうしても東日本大震災を重ねてしまう。東日本大震災後、僕の目には、より自然災害に強い国になるための技術開発と、原子力発電の問題に端を発するより少ないリソースでの生き方の模索と、経済論理ではない人生の価値観の探求という、3つの新しい、身の入った動きがあるように映ってる。これらはいずれも、経済成長を最重要項目に置いた社会では取り上げようのなかった動きだと思う。自然というものは、人間にとって思い通りにならないものであるが故に思ってもみない災害を招くという事実に少しでも意義づけができるとしたら、こういうことなのかなと思った。
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