『不可思議な日常』/池上哲司
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不可思議な日常 池上 哲司 真宗大谷派宗務所出版部 2005-05 by G-Tools |
「中庸ということ」
長い間、次の一章を読めずにいた理由が、読んで立ちどころに分かった気がする。この一章は正に今の僕に必要な一章だった。「中庸」という言葉を誤解していた。そして自分が大切にしていることが「中庸」であることもわかった。「中庸」を重んじることを、誰にも共感してもらえなくとも、それが皆から見て面白くないヤツと見える原因になったとしても、僕は自分の極端に振れることのできる能力を十二分に活かして、「中庸」をこれからも目指していこうと思う。
・自明でないことを自明であるかのように語る、ここから数多くの欺瞞が生じる。
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