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2013/05/05

『知の逆転』/NHK出版新書

4140883952 知の逆転 (NHK出版新書 395)
ジャレド・ダイアモンド ノーム・チョムスキー オリバー・サックス マービン・ミンスキー トム・レイトン ジェームズ・ワトソン 吉成真由美
NHK出版  2012-12-06


by G-Tools

第六章 人間はロジックより感情に支配される-ジェームズ・ワトソン

  • サイエンスにおいては優れた着想は個人からしか出て来ない、集合知能というのはあまり有効ではない、総意を得るのは時間が掛かるし、そもそも往々にして間違いである。これはサイエンスにのみ有効な考え方なのか?ジャレド・ダイアモンドによれば、民主主義に個人の優れた判断力というのは必須ではない。それは、集合知のほうが間違えない、ということを言っている訳ではないのか。ただ、インスティチューションが大きくなりすぎると個人を潰す、というのはその通りだと思う。
  • 社会が丁寧になりすぎているというのは、ナイーブになりすぎているというのと同じ意味合いだと思う。特に文化的背景が異なる交流が増えると、丁寧にならざるを得ない面があるのは否定できない。

p267「組織はある程度以上の大きさになると、個人が死んでしまう」
p268「なかなか研究所や会社、機関などのインスティチューションを潰したりはしない」「将来に向かって進んでいくための唯一の方法は、大きくすることだと思ってしまう」「インスティチューションはある程度以上の大きさになると、「個人」は死んでしまいます。大きくなりすぎると、そこで働いている若い人たちのことを全く知らなくなってしまう」
p274「本来、人はみなそれぞれ異なっているのに、同じだとみなさなければいけなくなってきている。同時に、あるもののほうが別のものよりもいいという言い方は避けて通るようになってきていもいる。だから、どの花も全て同じように咲くんだという。ごまかしです」
p277「社会が丁寧になりすぎていると思います」
p289「残念ながら違うDNAを持って生まれてくる必要があったでしょう。彼女には社交性というものがなく、どうやって他の人とつきあっていいのかわからなかった。おまけに明らかに被害妄想の気もあって、他の人が彼女から盗もうとするのではないかと恐れていた」
p292「アメリカ人は十分に洗練されていないので、「私ははたして正直だったか」というい問題提起をしているとは受け取らず」

p297「必要なのは、信じる心ではなく、それとは正反対の、知ろうとする心である」

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