『YKK秘録』/山崎拓
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YKK秘録 山崎 拓 講談社 2016-07-20 by G-Tools |
- 1991年の政治改革関連法案、永田町を少しでもクリアにしようと政治家自らが議論している、とまでは思っていなかったが嫌々ながらも何か行動はするものなのだと理解していたが、「政治改革」という題目ですら国民のほうは全く見ていなかったんだなあと慨嘆する。
- 何かあればしょっちゅう氏家齊一郎と渡辺恒雄と会っていて、政治家ってそんなもんなんだと薄々そう思ってはいることだけどこうもおおっぴらに書かれるとなんというか呆れることもできない。安倍政権が会食で云々と言われているが、その是非と程度がこれまでと比べてどうなのかわからないけれど、あそこまで表沙汰にされる分今までよりましなんじゃないかと思ってしまうくらい。
- とにかくこれだけ会食してればそりゃカネもかかるだろう。これくらいのカネは当然と思っているところがやっぱり麻痺している。とにかく日本は内緒話をしないと進まないプロセスが多過ぎるのだと思う。山崎拓も結局はボンボンなのだ。
- 『日本会議の研究』を読んでなければ、村上正邦って誰だろう?と思っていた。
- 中曽根の「われわれの世代は戦争経験を持っている。国家が体中に入っている。だから責任感がある」という言葉に打ち勝てなければならない。
- 1997年から、米国は日本の集団的自衛権行使実現に向けて行動していたということ。
- ベーカー国務大使が山崎拓の選挙敗北を予想できた理由と予想しなければいけなかった理由。
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