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2019/12/31

『月の満ち欠け』/佐藤正午


出張先の長崎で買ったこの本。佐藤正午作品は読んだことがなかったと思う。「岩波文庫的」のカバーに書かれたあらすじが全然どんなタイプの小説か予想できなかったので興味半分で買った感じで、その興味のまま読み進められた。こういうタイプの小説は、僕はあまり好きじゃないと思っていた。物語は惹きつけられるし、そのストーリーテリングも丁寧で安定していて、古いタイプの自分のような読者には安心して読める文章だし、だけどエンターテインメントメインという小説は自分は苦手だと思っていたのにきっちり読み切ることができた。これは言ってみたら「遊び」、でも遊びがとても大事なことだということを今一度気付かされた読書だった。意味なんてないと言ってもいいのかもしれない。面白かった。こういう小説こそこれから大事かもしれない。

 

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