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2020/11/28

『ナタリーってこうなってたのか』/大山卓也

ナタリーに津田大介氏が関与していたというのは全然知らなかった。インターネット以前からネットの世界には親しんでいたほうだと思うけど、当たり前だけど知らない歴史はたくさんあるんだと改めて心に留めた。ナタリーの運営方針は一から十まで納得できるものばかりで、「ダサいことはしたくない」「みっともないことはしたくない」という”矜持”的なものは、この本が書かれた時代は特に「具体的に数字に落として表現できないものは方針ではない」と一蹴されそうな時代だったから貫くのは大変なことだったと思う、それを貫けたのは偏に「仕事量」ということになると思う。発信する情報に書き手の思いがないことが「ウェブ」的なのかどうかは2020年の現代では議論の余地があるような気がする、だけどそのスタンスで生きていくためには圧倒的な仕事量が必要だと認識してそれを遂行していったのは心から尊敬する。

2020年の現代はもう少し”意思”を正面に出せるビジネス環境になってきたように感じるので、この「みっともないことはしてはいけない」という”倫理”を更にITの、ネットの、デジタルの世界に普及させていくのは我々の使命だと感じている。

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